元ウーバーイーツ配達員(1300回配達)がオススメする、本当に役に立ったアイテム

その他

私は約1年ほどフードデリバリーの仕事をしていました。

2021年8月現在、フードデリバリーサービスを展開している企業は最も有名なUber Eats(ウーバーイーツ)を筆頭にmenu(メニュー)、foodpanda(フードパンダ)、出前館などがあります。

私も複数の会社でフードデリバリー業務を経験したのですが、その中でも私が最も多くデリバリー業務を行ったのがウーバーイーツです。今回の記事では、ウーバーイーツで約1300回の配達を行った配達員の立場から、本当に役に立つアイテムを紹介したいと思います。

想定している読者

バイクの配達員向けの情報です

フードデリバリー配達員

今回の記事で取り上げるアイテムは「バイク(オートバイ)を使用してフードデリバリーの仕事をする場合」に役立つアイテムについて取り上げています。自転車や自動車については考慮していませんのでご容赦ください(共通する部分はあるかとは思います)。

どうやって充電するか?

フードデリバリーの配達業務にはスマホが必須となることは言うまでもありませんが、

連続で何時間、働けるか

は使っているスマホのバッテリー容量で決まります。

フードデリバリー配達員用アプリはスマホのバッテリーが激減りする

複数のフードデリバリー業者で配達業務を行ってみてわかったことは、どこのフードデリバリーサービス会社の配達員用アプリも「凄まじく」バッテリーを消費します。これは通信の頻度が多いからだろうと想像します。

バッテリーの容量はスマホの機種によって異なります。バッテリー容量は「○○mAh」で表されますが、公式スペックで4080mAhとなっているGoogle Pixel 5 を実際に配達業務に使ったところ、5時間ほどでバッテリー残量は一桁まで減りました。

そういうわけで、「1日8時間とか10時間とか働きたい!」という場合はどうしても「どうやってスマホのバッテリーに充電するか」問題を解決する必要があるわけです。

選択肢1:モバイルバッテリー

まずはモバイルバッテリーについて説明します。これは、家で充電しておいたモバイルバッテリーを携帯して、スマホのバッテリー残量が減ってきたときにモバイルバッテリーと接続して充電してやるということですね。

安定のAnker(アンカー)

以下は私も使っていたAnkerのEssensial 20000です。モバイルバッテリーに安定性を求めるならやはりAnkerがベストです。これまで何度もAnkerの製品を買ってきましたが、初期不良や、想定よりも速く使えなくなってしまったなどというトラブルが一度もありません。

モバイルバッテリーのメリット

  • 導入が簡単(買う→充電する→携帯する)

モバイルバッテリーのデメリット

  • かさばるし重い(バッテリー容量が増えるほど重く大きくなる)
  • モバイルバッテリーの残量チェックを忘れるといざという時に使えずただの文鎮となる
  • USBケーブルを携帯したりつないだりが面倒(Qi充電対応製品なら解決できる場合もある)

選択肢2:充電できるスマホホルダー

次に紹介するのは、充電できるスマホホルダーをバイクのバッテリーに接続して電源を取り、スマホがホルダーにセットされている間はずっと充電してくれるというものです。
このタイプは、使っているスマホが「Qi充電対応」でなければ使えません


私は最終的にこの「Qi充電できるスマホホルダー」が一番、フードデリバリー配達業務に適していると感じています。
使い始める前には、「ずっとスマホを充電しっぱなしで問題はないの?」という点が気になったのですが、実際に1年ほど使ってみても、特にスマホが熱を持つとか、バッテリーの残量が減ったというトラブルは経験しませんでした。

Qi充電可能スマホホルダーのメリット

  • スマホホルダーにスマホをセットするだけで充電できる

Qi充電可能スマホホルダーのデメリット

  • バイクから電源を取り出す必要があるので知識や工具が必要となる(バイク屋さんに取り付けをお願いする手もある)
  • スマホホルダーを簡単に取り外せなくなる(ホルダーが盗まれることを考慮しなければいけないような環境では使いにくい)

その他のスマホホルダー

Qi充電対応スマホホルダー以外としては、私は以下のタイプを長く使っていました。

X-グリップタイプ

こちらは本家のRAM MOUNTSのXグリップとマウントベースがセットになった商品です。パチモン類似品の違いの吟味に時間をかけたくない&お金に余裕のある方は迷わずこれを買いましょう。

ライト(懐中電灯)

懐中電灯も携帯することをオススメします。「スマホで照らせばいいじゃん」という声が聞こえてきそうですが、以下のような場合にスマホの画面の光量では対応できない場合がありました。

  • 街灯が切れて真っ暗な5階建ての団地が配達先。屋上近くの外壁に棟の番号が書いてあるようだが暗くて見えない。スマホの光量では届かない
  • 街灯がなく本当に真っ暗な、一戸建てが並ぶ住宅街

昼でも真っ暗な配達先

「私は夜は配達しないから大丈夫」と思われる方もおられるかもしれません。しかし昼間でも真っ暗という配達先も実際にありました。その配達先は個人のお宅なのですが鉄筋でビルのような作りで、あらゆる窓という窓が板で塞がれていて、昼にも関わらず正に真っ暗闇でした。

スマホで照らしても充分な視界は得られません。その建物の内階段を上がって四階まで配達したのですが、もしライトがなかったら階段を踏み外して最悪の場合、骨折などのケガをしてしまう事態もありえると思いました。

私がオススメしたいタイプのライトは、首振りが可能で、かつクリップが備えられているものです。

雨の中でも書けるボールペン&メモ

「フードデリバリー配達員なら常にスマホは持ってるはずなので、ペンとメモなんて持ち歩く必要ないのでは?」

はい、ほぼほぼ、その認識でいいのですが、実際にデリバリー業務をやっているとペンとメモがほしいことってちょくちょくあるんです。

  • 雨でスマホ画面が濡れて操作がうまくできない
  • スマホがフリーズ
  • 操作をミスってOSの更新が始まっちゃった……

私の場合は、このようなケースがありました。ペンとメモは持っておくに越したことはないですね。

タクティカルペンと耐水メモ

「雨の中でも書ける」タクティカルペンと防水メモ。「タクティカルペン」という名前がなんとも中二病心「男の子のロマン」をくすぐります。最初は単なるロマンとして買ってみたのですが、実際にどしゃぶりの雨の中でもちゃんと書けることに感動したものです。

Rite in the Rain 3X5inサイズ ノート イエロー 135L

ワイヤレスイヤホン(Bluetooth)

フードデリバリーの配達業務では、スマホの地図アプリの音声ナビゲーションを聞きながら目的地を目指すという動作がほぼ必須なので、イヤホンは必須となります。ワイヤードでもいいのですが、ケーブルの煩わしさから開放されるワイヤレスの方がおすすめです。

耳掛けタイプが安定

耳掛けタイプであれば、ヘルメットを脱ぐ必要がある場合でもうっかりイヤホンを落としてしまうリスクを減らすことができます。(私は実際に排水口に落とした経験あり)

冬の防寒対策

電熱ベスト

いちおう使ったことはありますが、モバイルバッテリーが必要になること、モバイルバッテリーの減りが早いこと、そもそも首都圏の冬はそこまで寒くなく厚着をすることで十分に対応できること、などから使わなくりました。

ネックウォーマー

寒い季節に体温の低下を防ぐうえで、首を守ることは重要です。ワークマン、ユニクロのもので充分です。薄手のものでも体感される寒さがガラッと変わります。オススメです。

オーバーパンツ

ワークマンのイージスが定番商品とされています。ただ、効果絶大のため、冬でも微妙に暖かい日などは下半身が汗ビッショリになってしまうことも……。とはいうものの寒くて凍えるよりはマシですから、必ず持っておくことをオススメします。脱ぎ着のしやすさ、かさばりすぎない携帯性の高さなどの観点から選んでみてください。

夏の暑さ対策

水分補給が課題

ペットボトルを携帯するのもいいですが、登山用のバックパックにハイドレーションパックの組み合わせもオススメです。

現金配達時のおすすめアイテム

コインケース

フードデリバリー配達業務で、現金払いを受け付けるならコインケースはほぼ必須です。袋やポーチなどでジャラジャラと硬貨をごちゃまぜにして管理するのはおススメできません。
事前決済の場合と比べて、ただでさえ現金の受け渡しに時間がかかるのに、そのうえお釣りの受け渡しがスムースにできなければ時間がもったいないですし、注文者さんを待たせることにもなり、低評価を受けることにもつながります。

私がまず購入したのは、以下のタイプのコインケースです。

ですがこのタイプのコインケース、ほどなくして私は使わなくなりました。

使わなくなった理由としては、以下になります。

  • 収納できる枚数が少ないので頻繁にコインのセットが必要
  • 硬貨によっては1枚だけだと保持力不足でいつのまにかポロっと外れてポーチの底に散乱してる

誤解しないでいただきたいのですが、商品自体は確かに良いものだと思います。しかしウーバーイーツ配達員はバイクで移動しながら独力で小銭を確保しなければなりません。小銭を補給できる事務所などの拠点もありません。それらを考慮してこのホルダーは配達業務には向かないと私は感じたということです。


そんなわけで私は、100均で買えるこのタイプのコインケースを愛用することになりました。片手で硬貨を取り出すことはできませんが、硬貨を一枚ずつ注文者さんに見せて確認しながら取り出せますし、とても便利です。1回フルに硬貨を入れておけば、お釣りが足らず困ることはそうそうありません。100円、10円、1円などはどんどん支払いで入ってきますしね。

コインケースを選ぶうえで重要なポイントは、現金払いのお釣りで多用する100円、10円、1円の収納枚数がそれ以外の硬貨よりも多いタイプを選ぶことです。すべての硬貨が均一の枚数コインケースはおすすめしません。500円や50円の使用頻度は低いからです。

おススメできないアイテム

さてここからは、私が実際の配達業務で試してみて、オススメできないアイテムを紹介していきます。

防水スマホケース

以下はよく目にする防水スマホケースですが、このようなタイプは配達業務には、ほぼ使い物にならないと感じました。

出典:週刊アスキー

光の当たり方によっては「ほぼ見えない」

このタイプの防水ケースが配達業務で使えない最大の理由は、「見ずらい」これに尽きます。透明なフィルムに光が反射してしまい、自分の姿が写り込んだりして、光の強さや方向によってはほぼ画面が見えなくなります。

誤解のないように言っておくと、スマホを手に持って見やすい状態を保てる状況で使えるならこの手のケースも有用だと思います。ですが言うまでもなく、バイクに固定したスマホホルダーにスマホを固定し、配達のために走行しているとあらゆる方角(東西南北)に向かいますし、日当たりが良いところ良くないところ、トンネルの中などなど、光の変化が激しい局面も多々あります。このようなバイクでの配達業務には使い物にならない、ということです。

ジップロックのほうが使える

上記のようなスマホケースよりも、私がオススメしたいのはジップロックです。本家ジップロックでなくとも、百均の類似品で構いません。自分の使っているスマホに合うサイズを購入してください。なお一回使ったものは強度が下がるので、使い回さず使い捨てることをオススメします。

理想は「防水スマホ」

「フードデリバリーをこれからやってみようと考えている」という初心者の方にいきなり「配達で使うなら防水のスマホを買ってください」というオススメはさすがに気が引けるのですが、実際にデリバリー業務をやってみて「自分に向いてる」「これなら稼げる」と感じた人には、防水機能を備えたスマホの購入を強くオススメします。

防水スマホは悪天候時の快適さや安心感が全然違います。スマホは安くはない買い物ですが、フードデリバリーの仕事に本気で取り組み、業務を効率化して快適にお金を稼ぎたいという人なら、防水スマホは必ず元が取れる投資だと感じてもらえると思います。

おわりに

今回の記事ではウーバーイーツの配達業務を1300回ほどこなした私が「本当に役に立った」と感じたアイテムを紹介しました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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